内容説明
憲法改正を見据えたとき、宗教に関する条項、規定は、真剣に考えねばならない問題である。戦後、どうしてこのように平和を愛する国民になったのか。そこに自然宗教の神道の存在は大きい。その中には、日本人が真剣に学び、現在の日本人の血となり、肉となった仏教が確乎として存在している。
目次
政教分離は何を保障すべきか
保護すべき宗教文化と祭祀
信仰の自由と宗教団体の容認
教育基本法のいう「寛容の態度」
憲法学者の怠慢
俗の世界と聖の世界
目的効果論の問題
靖国神社の内実論
靖国神社の法制論
産経神経社「国民の憲法」の宗教条項の検討
自民党「日本国憲法改正草案」の宗教条項の検討
理想の政教分離規定
著者等紹介
杉原誠四郎[スギハラセイシロウ]
昭和16(1941)年、広島県生。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。元城西大学教授。現在、新しい教科書をつくる会会長。教育基本法の制定過程を研究し、教育基本法改正の基盤を作った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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