目次
第1章 外務省の無能と怠慢 戦前篇(何という失態だ、こういう事態を恐れて病を押して帰朝したのだ;愚劣なる二十一か条要求 ほか)
第2章 外務省の無能と怠慢 戦後篇(私自身をあなたの代表する諸国の裁決にゆだねるためおたずねした;吉田茂と警察予備隊 ほか)
第3章 外務省の実態と期待される外交官の能力(外交官に必要とされる能力は、瞬時の執務能力と長期の展望能力である;逃げろ、対応するな、抗議は後でする ほか)
第4章 外務省改革論 一般篇(外交官の問題;在外公館の問題 ほか)
第5章 外務省改革論 特別篇(外務省の劣悪さは;戦争責任を明確に ほか)
著者等紹介
杉原誠四郎[スギハラセイシロウ]
昭和16年広島県生。昭和42年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。城西大学教授、武蔵野大学教授、帝京平成大学教授歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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reur
3
“自虐史観の出発点”真珠湾攻撃が騙し討ちになった責任、そして害務省と揶揄される現在に至るエリート官僚のエリート官僚の為の国益阻害が現在も続いている事で日本に誇りを持てない世代が増えていく危険。信賞必罰の無い組織どころか、日本に原爆投下したアメリカですら太平洋戦争は自衛戦争だったとしているのに、自らの罪を糊塗する為に日本に未だに自虐史観を訂正せず米、中、韓、露etc...への追従外交。日本国民は知る権利を奪われている事をもっと知って奪われた権利を取り戻さないといけないと思う。2013/07/20