ニッポンの「兵士」たち

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784915208218
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0036

内容説明

自衛隊を巡る旅は、日本を知る旅でもあった。足掛け15年にわたり取材・撮影した渾身のドキュメント。

目次

世の中が必要とした時に備えて―陸自
連隊解散の日―陸自
厳格なる階級社会―陸自
用意周到・一歩後退―陸自
実戦のための訓練―陸自
駐屯地に住む営内班の毎日―陸自
国旗の向こうに見えるもの―陸自
最初に手にする兵器―陸自
潜水艦「おやしお」―海自
潜水艦乗りの「におい」―海自
潜水艦のソナーマン―海自
艦長に与えられた絶対的な権限―海自
潜水艦は少数先鋭―海自
潜水艦の中での生活―海自
潜水艦教育訓練隊―海自
呉基地の朝の風景―海自
海を見張る哨戒機P-3C―海自
P-3C vs.潜水艦―海自
一六万時間の無事故飛行記録―海自
海上自衛隊幹部候補生学校―海自
旧日本軍からの伝統―海自
護衛艦「はたかぜ」―海自
戦闘指揮所の薄闇―海自
ゼネラリストとスペシャリスト―海自
護衛艦航海科の仕事―海自
艦を支える古参兵たち―海自
独身隊員は艦が現住所―海自
分刻みの時間割―防大
防衛大初の女子学生―防大
英才教育を受ける若者たち―防大
学生たちのダンスパーティー―防大
F-15のパイロット―空自
航空自衛隊の花形職種―空自
飛行士導隊―空自
愛機の無事を願いながら―空自
国旗たなびき続けるために―陸自

著者等紹介

三島正[ミシマタダシ]
写真家。1964年、東京都生まれ。週刊誌の写真記者を経てフリーランスに。2002年、写真集『公僕』(メディアファクトリー)で、第7回講談社週刊現代ドキュメント写真大賞「人物フォトルポルタージュ部門賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kinkin

23
写真家 三島正氏によろルポと写真集。陸上、海上、航空自衛隊そして防衛大学で日々訓練や任務にあたる隊員たち。彼らの真剣なまなざしやくつろぎ、笑顔が印象的。昔、防衛大学の一期生へのはなむけの言葉に吉田茂首相はこう言ったそうだ「君たちは日陰者。自衛官が表舞台に立たない時こそ日本が平和な時」と。集団的自衛権について論議している現在において新鮮な言葉だと感じた。2014/07/27

ヤギ郎

13
10年ちかくかけて「自衛隊」を取り続けた三島正のモノクロ写真集(表紙のみカラー)。陸・海・空自の他に防衛大学もカメラに収めている。本書は,自衛隊の仕事を世間に伝えるための広報として撮影ではなく,自衛隊の一員として日々訓練に勤しんでいる「人」を焦点にあてている。本書「はじめに」において,自衛隊員を「日陰者」と呼んだ吉田茂の言葉が記されている。著者は,このことを踏まえてモノクロ写真集にしたのではないだろうか。2019/02/05

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