出版社内容情報
人間は独特で急速な進化をしたため、身体に種々の不調和を生じ、それが精神的苦悩の原因にもなっている。哲学、宗教、神秘主義を徹底的に吟味したうえで、科学者としてあらためて人間についてといなおす。
内容説明
生、老い、死についての考察。人間は独得で急速な進化をし、身体に種々の不調和を生じ、それが精神的苦悩の原因にもなっている。哲学、宗教、神秘主義を徹底的に吟味したうえで、科学者としてあらためて問い直す。
目次
第1部 人間の本性における調和と不調和(人間の本性についての概観;下等生物の調和と不調和;人間がサルから生じたという仮説;人間の消化器官の構造の不調和;生殖器官の構造と機能の不調和、家族本能および社会本能の不調和;自己保存の本能の不調和)
第2部 人間の本性の不調和から生じる不幸を減少させる試み―宗教と哲学体系(人間の本性の不調和とたたかうための宗教の試み;人間の本性の不調和とたたかう哲学体系の試み;科学は病気とのたたかいで何をなしとげられるか;老化の科学的研究への序論;死の科学的研究への序論;概観と結論)
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- メンズクラブ 2017年3月号