内容説明
言葉の壁をくずして、思いが伝わっていく。演歌のこころが、日中友好のかけ橋となる。中国を通して日本をみる。川中美幸という歌い手を通して人をみる。上海・哈爾浜・北京の友好公演にみる国をこえ、言葉をこえた「うたの力」。
目次
川の章(私のうたで、よかったら。目のまえに、たたずむ時間;なつかしい、けれど違う;川中美幸の中国便り)
中の章(あたたかさが、みえてくる;違う、けれどわかりあえる。;上海で会った、若い歌手。)
美の章(上海での、確かなてごたえ;涙、涙であふれる、哈爾浜;初心にたちもどって、うたう北京;中国的表現見聞記)
幸の章(方正県への小旅行;おき忘れられた、時間。;空白をうめつくすために;旅の終わりに。)