出版社内容情報
アメリカ演劇の草創期に活躍した女性劇作家5人の貴重なアンソロジー。「何たって男の世の中」「ささいなこと」「羽根飾り」「ミス・ルル・ベット」「マナシル」の計5作品を収載。
内容説明
アメリカ演劇黎明期の女性劇アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takeakisky
1
とても洒落た装丁。格好いい。全部で五本。レイチェル・クローサーズのA Man’s World。現在なら不躾で、男尊女卑の豚と言われるだろうギャスケル。ヨーロッパ人をステレオタイプに使い、目先に変化をつける。これに危機感を持ち、反論する男性が一般的だったとすると想像を絶する。スーザン・グラスペルのTrifles。不在のミニー・フォスターが状況と二人の女性の洞察、会話から鮮やかに立ち上がる。短いが、読み応えは凄い。ゾーナ・ゲイル Miss Lulu Bett。一家の主人の愚かな利己心とルルの自主性にやきもきし2025/07/21
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