内容説明
「河内八十八ヶ所霊場」は大阪の河内ではなく、倉敷の中洲地域にある河内「かわうち」である。明治時代まで、東高梁川と西高梁川(小田川)が流れており、その中洲にある霊場である。この地域は明治時代末までは、たびたび川が氾濫し、甚大な被害をうけることが多く、自然環境が安定して生活が豊かになりますように「五穀豊穣、家内安全」を神様や仏様にお願いしたいとの気持ちから、各地域(町内)では山上講、大師講などの講が盛んに行われるようになってきた。―倉敷の知られざる“風土記”である。
目次
河内八十八ヶ所霊場の歴史
河内八十八ヶ所霊場所在地案内図
河内八十八ヶ所霊場所在地案内
河内八十八ヶ所霊場散策
中島学区郷土を学ぶ会