内容説明
本書では、普通は気づかずにうまくできない部分をていねいに解説、プロの技術もわかりやすく紹介した。誰でも美しい木版画が楽しめるようになる。様々な技法の作品から、葉書や蔵書票などのちょっとした小品まで豊富な作例を掲載した。また彫った版木を合せて掲載しているので、作家のアトリエをのぞいているような実感があり、実際の制作に大いに役立つ内容となっている。
目次
木版画の特徴と道具(木版画は手軽で楽しい;彫るための道具;色をつける材料;和紙を選ぶ;摺るための道具)
版画作家に学ぶ―菊池俊治(墨摺り版画 ストライプの服;裏手彩色 函館夜景)
版画作家に学ぶ―山高登(主版法の多色摺り;尾道にて)
版画作家に学ぶ―木村義治(色面法の多色摺り;朝の月)
版画作家に学ぶ―大内香峰(木口木版画想い出)
知っておいた方がよい版画の知識