内容説明
実父に、継父に犯され続ける子どもたち。安全であるはずの家が密室の虐待の場と化し、保護すべき父親が加害者となる。離婚、再婚による家庭の複雑化で急増する子どもたちへの性的虐待の実態を、被害にあった女性たちの肉声と手記とともにレポート。逃げ場を失った子どもたちの声なき叫びがここにある。
目次
第1章 犯された子どもたち―性的虐待の実録レポート
第2章 家族という幻想―家庭内で急増する性的虐待
第3章 タブーを超えた性―性的虐待とは何か
第4章 壊された心―性的虐待による影響と後遺症
第5章 子どもたちを守るために―性的虐待の防止策と救援システム
第6章 沈黙からの解放―活動する“癒し”の機関
第7章 新しい“私”へ―過去を克服する“淳子”と“レイナ”