内容説明
飽食の時代への問いかけ。量、質、食意識の面での戦後の食生活の変遷を、さまざまな生活領域とのかかわり合いを意識しながらわかりやすく論じた。統計資料を豊富に掲げて、経済的な分析の裏づけをはかっている。
目次
1. 戦後の食生活変遷の5段階
2. 食生活の国際比較
3. 食生活の質はどう変わったか―食生活パターンの変化をみる
4. 生活行動と食生活の新しい動き
5. 食生活における加工食品の意味
6. 外食利用の質的変化
7. 食生活に影響を与える諸要因
8. 食生活パターンの地域差
9. 世代別食生活の特徴
10. 食生活に対するニーズの分析と展望
11. 結び―これからの食文化の行方