内容説明
本書では、医療経済学のもっとも基本的な原理と、もっとも一般的に使用されている技術、すなわち健康に対する経済評価手法を紹介した。最初の2章で、一般的で基本的な概念を扱っており、その主題の性質上、理論的なものになっている。第3章から第7章までは、各種の経済研究の実際例が書かれており、最終の第8章では、興味深い最新の項目を扱っている。
目次
1 医療経済学について
2 経済性評価の基礎
3 疾病費用研究(Cost of Illness:COI)
4 費用最小化分析:Cost‐minimisation analysis(CMA)
5 費用‐効果分析(CEA)
6 費用‐効用分析:Cost‐utility analysis(CUA)
7 費用‐便益分析(CBA)
8 最近の課題
著者等紹介
酒井弘憲[サカイヒロノリ]
1963年福岡に生まれる。1986年九州大学理学部卒業。1988年九州大学大学院理学研究科修士課程修了。1993年~95年東京大学医学部薬剤疫学講座受託研究員。現在三菱東京製薬(株)臨床開発部課長代理、理学修士。日本製薬工業協会臨床評価会統計分科会副分科会長。共立薬科大学非常勤講師。著書に総括報告書ガイドラインについて(共著)サイエンティスト社。治験総括報告書のあり方(共著)サイエンティスト社。薬剤疫学(共訳)篠原出版。スタディ・コーディネータ・ハンドブック(共訳)サイエンティスト社
森田智視[モリタサトシ]
1968年滋賀県に生まれる。1992年東京大学医学部保健学科卒業。現在第一製薬(株)生物統計担当
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