お金信仰さようなら

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お金信仰さようなら

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784911714003
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C0036

内容説明

「経済、経済、経済!」総理大臣の叫び声に国会中が沸き上がった。幸福も平和も安全も、何もかもお金に委ねられ、まるで祈りを捧げるようにお金を信仰する時代。数百年後に生きる未来人から見たら、この世界はきっと、とても奇妙な光景に映るだろう。時代からはみ出し、現代に疑問を抱く我々は、来るかわからないマシな未来を待ち続けるか、社会をひっくり返そうと声を上げるのか。本書が提示するのは、どちらでもない“第三の道”。古い価値観をかなぐり捨て、自分の軸を自分でつくる。理想的な未来に先回りして、未来人として今日を生きる、まったく新しい旅の始まり。生まれ育った時代を見つめ直し、主体的に未来を選び取るためのヒントがここにある。

目次

第1章 自分の〈いま〉に名前を付ける(お金を信仰する時代;退屈で残酷な、グローバル資本主義社会;お金の大小しか見ない、一次元的な世界観 ほか)
第2章 未来に不要なものは置いていく(新しい時代の歩き方;ハードコアパンクバンドが示してくれたアンサー;お金持ちになったら幸せになる? ほか)
第3章 新しい価値観に名前を付ける(新たな世代の、新たな価値観;アメリカのFIREムーブメント;中国の寝そべり主義者宣言 ほか)

著者等紹介

ヤマザキOKコンピュータ[ヤマザキOKコンピュータ]
1988年生まれの文筆家、個人投資家。各地を転々と移り住み、現在は神戸で出版社「穴書」を経営。地下のカルチャーや金融の世界など、異なる領域を横断しながらオルタナティブな価値観を探究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッピー

30
グローバリズムが世界を汚染して「金」が万能のように思われている時代となり、金を持っている人間、多く稼げる人間をもてはやし、一方で社会の歯車を回し続けているたくさんの人たちは見えない存在と化してしまう現状。金を得ることが目的と化し、ヒエラルキーが発生して、仕事は苦行に変わり、住む場所はおろか自分の居場所すら金が必要となる…。以前に読んだ「お金の不安という幻想」は社会構造に期待しているのに対し、本書は個人として市場メカニズムや金に使われず、自分が本当に価値を感じるものを得て、居心地のいい未来を作ることが主眼。2026/05/05

shikada

12
「ゼロ円生活」みたいな話じゃなくて、自分たちが陥っているお金への信仰が生まれた経緯と、その弊害からどう脱却するか、の地に足ついた語り。古代エジプト人にとってピラミッド作りが主役で最重要プロジェクトだったように、現代人はお金と経済が主役になってしまっている。何をするにもお金がかかり、広告を見るなどといったコンパクトな労働を強いられ、格差が広がる。数百年後の未来人から見たら奇妙な世界に見えるだろう。では現代で、その未来に向けて振る舞うには?著者の暫定的な答えは、人や社会、歴史や文脈とつながること。2026/03/20

paluko

8
「近隣型商店街で働く人々の労働観は、成功願望や自己実現のためではなく、生活の維持と社会参加のために働いているように見える(略)中世、あるいは未来のような、現代的な労働観とは別の感覚で動いている」(163頁)。「単純化して考えると、社会的接続価値の高い人というのは150人の上限いっぱいまでポジティブなつながりで埋め尽くし、そのつながりのひとつひとつの質が高く、大切にすることができる人である」(186頁)。2026/04/16

しじみのさしみ

6
音楽家で投資家のヤマコンさんの本。お金に執着するのがまるで信仰のようなご時世だが、それぞれの人生にとって何が大事なのかよく考えよう、いろいろあるんじゃないかしら、という本。柔らかくてよい。 ヤマコンさんの前著『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』は自立しようとするヤングのみなさんに必読の著だと思う。むやみに金を貯めたりしなくて済むんじゃないかな。おすすめ。2026/03/11

Ai

5
お金を稼ぐことが目的、数字的なことが目的であることに、もやっている今の私に非常に刺さる本だった。違う国を作ってしまえばいいのだ。油断していて、「解散!」の一文で爆笑してしまう。カフェで一人で読んでいたのに、なんてことしてくれんだよぅ。2026/03/15

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