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内容説明
井伏鱒二の人物スケッチ、中野重治の墨筆の自画像、川端康成の蒐集品、梶井基次郎の絵はがきなど、文学者たちと美術作品のかかわりを想い出深く描く。
目次
1(井伏鱒二―絵のことなど;『井伏鱒二画集』を手にして;井伏鱒二の「間違い」;『中野重治の画帖』を手にして;川端康成の蒐集品 ほか)
2(吉田秀和さんのこと;野見山暁治さんを偲んで;菅野昭正氏のこと;澁澤龍彦の想像の画廊;大江健三郎氏との出会い ほか)
著者等紹介
酒井忠康[サカイタダヤス]
1941年、北海道余市に生まれる。64年、慶應義塾大学文学部卒業後、神奈川県立近代美術館に勤務。92年、同館館長。2004年から2024年まで、世田谷美術館館長を務める。主な著書に『開花の浮世絵師 清親』(せりか書房、第1回サントリー学芸賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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1
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