内容説明
イタリア、ギリシャ、トルコ世界トップの作り手たちが語る。豊富な写真で伝える作り手たちの物語。オール現地取材。
目次
第１章 イタリア・シチリア オリーブオイル生産者・アグレスティス代表 ピーノ・ニコトラ
第２章 ギリシャ・クレタ島 クレタ島ＡＣＲ官能評価研究所所長・農学博士 オリーブオイル鑑定士 国際審査員 エレフテリア・ゲルマナキ
第３章 トルコ・アナトリア オリーブオイル生産者・キルリ代表 メメット・マニサリ
第４章 イタリア・ボローニャ パラッツォ・ディ・バリニャーナ創業者・オーナー カルロ・ゲラルディ
第５章 オリーブオイルと作り手たち あとがきにかえて
著者等紹介
山田美知世［ヤマダミチヨ］
京都生まれ、ミラノ在住。日本人初イタリア農林食糧政策省の国家試験取得オリーブオイル鑑定士（イタリア共和国農林食料政策省オリーブオイル鑑定士登録番号ＭＩ．００２３２７８）。日本人で唯一、世界８カ国最重要オリーブオイル・コンペティションで国際審査員を務める。イタリアに特化した月刊女性誌『ａｍａｒｅｎａ』（扶桑社・現在は休刊）の元編集長。イタリア各地で開催されるオリーブオイルのパネルテスト（欠陥の有無や品質の鑑定と評価）に公式鑑定士として数多く参加。オリーブオイル生産者へ生産指導も行う。オリーブオイル以外にも、長年イタリアの食文化全般やファッション、インテリアに関する取材撮影や執筆活動などを行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きゃしー
1
美しいトルコやシチリアの自然。オリーブの木や伝統的な製法が、豊富な写真で十分にイメージできる本。産地を旅したような読後感がありました。製造の流れも記述されていて実用書的な側面も。この本で初めて知ったのはオリーブオイルの厳密なグレード分けです。昔の言い方で「貴族用」から「奴隷の食事用」まで。それだけの歴史があるんだな、とも思いました。貴族用を1瓶2000円くらいで買えるのが、現代の私達。ちょっと贅沢にオリーブオイルを味わいたくなります。2025/06/08
Go Extreme
1
ひとしずくから広がる世界 ドイツ市場開拓 食文化の壁 オリーブ栽培への情熱 プッケア 火山岩の石垣 手摘みの収穫 丁寧な仕事 搾りたて ノヴェッロオイル 気候変動との戦い DOP 原産地呼称保護 地中海式食事 ユネスコ無形文化遺産 IOC 官能評価 リングテスト クレタ島 エレフテリアの挑戦 トルコ メメットの原品種愛 バリンャーナ 女性たちの復活劇 丁寧な搾油工程 濾過 撹拌 オリーブ 品種による風味の違い エキストラバージンオリーブオイル 天の恵みと真摯な作り手 自然への敬意 伝統と革新 次世代継承2025/04/20
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