内容説明
散文と韻文、日記と俳句、音と語―互いがまったくの異種でありながら、自らに残されていなかったはずのポテンシャルを形成しあう、環境=レイアウトの制作。繰り返される試行錯誤の見開きが、事物や生物、死後の私による制作の持続を担う、新たな言語を探索する。いぬのせなか座のメンバーとして活動する詩人・鈴木一平の、記念すべき第一詩集。
目次
1(あじさいの花を着る鹿は;道をふさぐ石;山の背に夜が注ぎ込まれて;岸辺の木 ほか)
2(日記)
3(日記;空の建物;足あとに;私を繁栄させるには ほか)
著者等紹介
鈴木一平[スズキイッペイ]
1991年、宮城県生まれ。本書が第一詩集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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