感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nao Funasoko
17
タイトル買い。著者が歌人だということも知らなかった。 酒は嫌いじゃないが、本書に書かれてるようような泥酔の記憶はほとんど無いなあ。泥酔した記憶は二度だけ。 その二度とも記憶に残っているワケだから、その程度の泥酔でしかないってことだな。(笑) 酔っ払い自爆で救急車&入院してしまった過去を持つ飲み友のOサンには是非読んでもらいたい一冊。 それにしても、出会いはこの本だったが歌集も気になってきた。 2025/05/13
kuukazoo
13
家に帰るまでが飲み会とはまさに。もう歳をとると二日酔いからの回復にも時間がかかるので様々なことに注意を払い自制心をもって飲まないといけないと思って日々飲んでいる。うっかり記憶がとんでしまった時の不安と後悔たるや。ホントに酔っぱらいって迷惑しかない。苦笑しつつ過去をえぐられたりしつつ読んだ。こんな飲み方ができるのも若く健康なうちである。酔っ払って大怪我したり死んだりしては洒落にならないので本当に気をつけてほしい。それにしてもこの自虐と詭弁じみた言い訳の文体、どこかで?と思ったら、森見登美彦?2025/05/10
zhiyang
1
「飲まないことはありえない。ゆえに飲む」という進次郎構文的理論を背骨に呑兵衛の自己正当化が訥々と語られる。深みのある人生訓もなければ社会への鋭い問いかけもない。書きぶりは自信がなさげなくせして妙に堂々としている。素晴らしい。こういう本を読みたかった。2025/04/28
Jump
0
たまたま本屋で目に入って手に取ったのだが、酒飲みとして、ニヤニヤしながらすぐに読み切ってしまった。健康におびえながらもこのような酒飲みで今後もあり続けたい。2025/07/09