内容説明
本場メヒコから火が着いた。なぜ日本のタコスとここまで違うのか?「メヒコのタコスそのものが食べられる」と、日本よりも先にメヒコ本国で話題になったタコス・トレス・エルマノス。8万人いるインスタフォロワーの7割が外国人で、原宿店は世界各地から集まる観光客の新しい巡礼スポットとなっている。店内はスペイン語が飛び交い、「ストリートフードとしてのタコス」をその文化ごと伝えるスタイルで、連日開店前から大行列、売り切れが続き、代表・古屋大和の愛情あふれる歯に衣着せぬパーソナリティもあり、熱狂的なファンを日々増やしている。メヒコの食材を使い、現地のスタッフを雇用することで「メヒコの人たちに還元する」ことをポリシーとし、アメリカ経由ではない「本場のタコス」を愛をもって伝えている。
目次
01 脱日本
02 メヒコの狂気
03 メヒコの道端
04 エスパニョール
05 脱アメリカ
06 愛と革命
07 トレス・エルマノスのやり方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Wassssup_mymen
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タコスを気軽に語るのが憚れるような一冊。いやタコスだけでなく、本来自分が心から愛を注げるようなカルチャーやコミュニティに対しての本来注ぐべき愛の道標をしてくれている一冊。やることを徹底的にやる。マーケティングの本来あるべき泥臭さを語っており、最高だなと。2025/05/27
スターガール
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「俺は、愛が自動的に手に入るなんてまったく思ってないんだよね。戦いの末にそれがあって、自分たちのやり方を貫いていった先に愛と思えることが待ってるかもしれない。それくらい切実な言葉。なんでかって言うと、メヒコでは簡単に仲間が死んじゃうし、自動的に愛されることもない。」2025/05/08
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