内容説明
混迷の時代と真っ向から対峙する「修道生活の神学」の大著。教会に属するすべての人が自分の召命が何であるのかを識別するために。
目次
序論
第一部 人類的コンテクストにおける修道生活の位置づけ(世界宗教の中での人類的現象としての修道生活―行者たち(Monastics)、処女たち(Virgins)、達人たち(Virtuosi)
有機的な生活形態である修道生活―すべてをうまくまとめてゆくこと
ポストモダンのコンテクストにおける修道生活―常識に逆らっての信仰と忠実)
第二部 教会的コンテクストにおける修道生活の位置づけ(教会における神学的現実としての修道生活―聖別された独身と預言への召命;霊的変容のうちにある修道生活1―第二バチカン公会議と刷新は能動的暗夜か?;霊的変容のうちにある修道生活2―啓蒙思想とポストモダンは受動的暗夜か?;教会制度的現実としての修道生活1―どこで、誰と共に?;教会制度的現実としての修道生活2―誰が、そしてなぜ?;カリスマとしての修道生活1―多くの形態における多くの段階に分かれた贈り物;カリスマとしての修道生活2―自分の国における預言者たち)
結論
著者等紹介
冨田聡[トミタサトシ]
1992年、北海道弟子屈町生まれ。2023年、東京カトリック神学院卒業。同年3月、司祭叙階(東京教区)。叙階後は教区内の諸教会で司牧(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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