パリ=東京往復書簡

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パリ=東京往復書簡

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784911258095
  • NDC分類 198.24
  • Cコード C3016

内容説明

パリの地でキリスト教信仰を深めた小説家と、日本人にとってのキリスト教を追求したカトリック司祭。両者の間で激しさをもって交わされた稀有な往復書簡。42年の歳月を経て、初の単行本化。

目次

第一回(芸術のなかにもなかった故郷の色を;「石の文化」の持つ重み)
第二回(「大都市の荒野」で祈るイエルサレム会;祈りとは言葉のつきた地平にはじまるものだ)
第三回(「無念無想」と「沈黙」の違い;一輪の花のいのちにふれて入る道)
第四回(あまりにどぎつく、赤裸々な人間の中で;キリスト教の戦闘的姿勢になじめなかった自分)
第五回(M・マグダレナとサマリアの女とイブにみる女の原型;自分を神のいのちの前に投げだす)
第六回(祈りとは、言葉のつきた地平に終わるもの;祈りは自己凝視ではなく、神の光を受けとめること)
第七回(日本的とか西洋的とかを超えた真実;日本のキリスト教の問題は、文化内開花にある)
第八回(本当のものが熟した時に生じるのが「文化内開花」;人間を知ることと愛することとの決定的な違い)
第九回(キリスト教に入るために障害だったこと;日本の土壌に、イエスの福音のたねを)
第十回(キリストの生命体;日本・キリスト教の確立への努力)
第十一回(私は人間の愛し方を知りたい;日本人は「場」と「和」の倫理)
第十二回(神において人間のうちに望みを見る;まず己の目の埃を取り除く努力から)
付録・高橋たか子
付録・井上洋治

著者等紹介

高橋たか子[タカハシタカコ]
1932‐2013年、小説家。京都市生まれ。京都大学大学院修士課程修了(仏文学)。1954年に後に作家となる高橋和巳と結婚。1975年に遠藤周作婦人を代母に井上神父からカトリックの洗礼を受ける。著書に『誘惑者』(泉鏡花賞)、『怒りの子』(読売文学賞)、『きれいな人』(毎日芸術賞)ほか

井上洋治[イノウエヨウジ]
1927‐2014年、カトリック司祭。神奈川県生まれ。東京大学文学部哲学科卒。1950年に渡仏してカルメル修道会に入会。修道生活を送りながら、リヨン、リールの大学で哲学、神学を学ぶ。1957年に帰国し、1960年に司祭叙階。1986年に「風の家」を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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