出版社内容情報
核抑止を越えて、非核化を進める具体的構想
緊迫する国際情勢のなか、核兵器の威嚇によらない安全保障のために何が必要か。広がりを見せる非核兵器地帯を北東アジアにも実現することは可能なのか。米国・韓国・モンゴル・オーストラリア・日本の専門家による共同研究。
【目次】
序文 理想を実現する現実的なビジョン(梅林宏道)
第I部 序論
第1章 地域の非核化への道をひらく――序論(マイケル・ハメル=グリーン)
第II部 過去の教訓から現在の問題へ
第2章 米中覇権争い、進む核戦力増強―――薄氷を踏むように危険な膠着状態(グレゴリー・カラーキー)
第3章 北東アジアにおける非核兵器地帯――日本の安全保障の観点から(西田 充)
第4章 朝鮮半島の変化する安全保障力学――台頭する戦略的競争、不安定化する恐怖の均衡(チョン・ウクシク、ファン・ヨンハ)
第5章 モンゴルの奇跡――「緩衝地帯」から「地域を照らす灯台」へ(ジャルガルサイハン・エンクサイハン)
第III部 非核化への道――リスク削減と共通安全保障
第6章 朝鮮半島における戦争リスク削減のための包括的安全保障の再考(ジョン・デルーリー、モートン・ハルペリン、ピーター・ヘイズ、文正仁、トム・ピッカリング、レオン・シーガル)
第7章 拡大核抑止再考――内在する欠陥(グレゴリー・カラーキー)
第8章 なぜ北東アジア非核兵器地帯が必要なのか――国際法からの視点(河合公明)
第9章 朝鮮半島の非核化――生存への過酷な道(チョン・ウクシク、鈴木達治郎)
第10章 北東アジア非核兵器地帯設立に向けた市民社会の取り組み――日本の国会における議論に焦点を当てて(中村桂子)
第IV部 結論
第11章 核兵器のない安全な北東アジアに向けて――「非核兵器地帯2.0」と「C3安全保障体制」を提案する(徐載晶)



