内容説明
フッ素―その害毒、戦争、環境破壊の歴史。フロンガス、毒ガス、PFAS、原発と原爆開発…。近代になって見出された「夢の物質」フッ素は、メロン財閥やデュポンなどにその力を活用され、戦争と環境破壊をもたらしていく。フッ素と人類が織りなしてきた歴史ドキュメント。
目次
第1章 フッ素―戦争と環境汚染の歴史
第2章 毒ガスから農薬、抗がん剤へ
第3章 プラスチック史の中のフッ素樹脂
第4章 半導体とフッ素の環境汚染史
第5章 フッ素の規制と論争
著者等紹介
天笠啓祐[アマガサケイスケ]
ジャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表。日本消費者連盟顧問。遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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完敗
0
いい本だと思うが、論調が一歩も譲らず左翼なので逆に疑いたくなった。もう少しイデオロギッシュでない文献に当たってみたいと思う。2026/03/16
かふん
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19世紀の発見から現代の歯磨き粉まで、フッ素がいかに社会に受容され、同時に排斥されてきたかを辿る評伝的歴史書です アルミ産業の廃棄物処理問題と虫歯予防の関連性、冷戦下のウラン濃縮プロセスなど、一物質の背後に潜む巨大な利権と政治的意図を膨大な資料で暴いています。 フッ素の有用性と毒性という二面性が、いかに社会制度の中で「安全」へと加工されてきたかを冷静に分析した、科学史・社会史の力作です。2026/02/01




