内容説明
救いをくれたのは仏様よりもフェミニズムだった。20年の沈黙を破る当事者エッセイ!
目次
1章 私が「お寺のおくさん」になるまで(Before寺;「結婚」が始まる;二人の、ではなく寺の結婚式 ほか)
2章 「私」に帰る(モヤモヤの正体;家のふりをした宗教組織;私が失っていたもの ほか)
3章 フェミニズムが教えてくれたこと(ジェンダーギャップ指数なるものを知ってしまった;フェミニズムと私;答え合わせ ほか)
特別対談 仏教界のジェンダー平等とお寺のこれから 西永亜紀子×森山りんこ
著者等紹介
森山りんこ[モリヤマリンコ]
20代で僧侶の夫と結婚しお寺で暮らすようになる。お寺にも仏教にも無縁なところから「お寺のおくさん」になるべく20年近く奮闘する中で、仏教界での女性の立場に違和感を持つように。ブログやミニコミ誌への執筆を通じてモヤモヤを言語化し、少しずつ社会に発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
69
【モヤモヤの日々に救いをくれたのは、仏様よりもフェミニズムだった】お寺にも仏教にも無縁だったのに、20代で曹洞宗の僧侶と結婚したことで「お寺の奥さん」(寺族)になった著者のエッセイ。「仏教界のジェンダー平等とお寺のこれから」と題された、浄土真宗僧侶・西永亜紀子さんとの対談を収録。巻末に参考文献。<どこにいようと、誰といようと、私は私だ。たったそれだけのことなのに、寺の空気に圧倒されて、自分で自分を雁字搦めにしていた過去や、社会の仕組みに縛られていた過去を一瞬にして自分から消し去るのはとても難しい>と――⇒2026/01/24
Go Extreme
3
寺嫁という言葉への違和感 結婚による「女性の役割」の発動 社会の男女不平等や女性差別への気づき 寺族になることへの強烈な違和感 寺に着られているような作務衣 僧侶の添え物になる感覚 寺と家庭の境目がない生活 「私なのに私じゃない」感覚 構造の問題だった居心地の悪さ 支配が垣間見える寺の仕組み 天皇制を支えた明治民法の家制度 僧侶の妻が受ける安名親授式 男性の視点による寺族規定 「梵妻」というパワーワード グリーフケア講座での喪失感の自覚 女性に当てがわれた「あるべき姿」 「お寺の奥さん」という幻想の役割2025/05/16
SATOMAN
0
1章は、寺族という言葉をはじめ、お寺について初めて知ることが多くてとても面白かった。ただ、著者の環境を考えると面白がるだけでは終われない。2章には憲法が出てくる。『「個人として」尊重される』13条。他にも韓国の書籍や映画等で自分を見つけ直すきっかけを掴むあたりは、とても感動的だった。家父長制が煮詰まったような社会の恐ろしさ。当事者だからこその怒り、悲しみがすごく伝わる。 3章では、宗教団体のシステムによる女性が搾取される要素が明らかにされる。2026/02/13
-
- 洋書電子書籍
-
デジタル時代の才能評価
Tale…
-
- 電子書籍
- 私が愛したホームレス(分冊版) 【第4…




