ガザ日記―ジェノサイドの記録

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ガザ日記―ジェノサイドの記録

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784911256060
  • NDC分類 319.285
  • Cコード C0036

内容説明

イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの爆撃を始めた2023年10月7日から本書は始まる。その日から著者と家族、そしてガザのすべての人々に長く困難な避難の旅が強いられていく。いつ果てることもない空爆、外部との連絡もライフラインも絶たれるなか、自らと愛する人々の生命をつなぐために、誤ることのできない選択を次々と迫られる。パレスチナの地で、いま、人々に何が起きているのか。爆撃下の大地で、作家である著者が文字を綴り、時にボイスメッセージで出版社に送り続けた日記を、世界11言語で緊急出版。

目次

1章 砲弾と爆撃―Day1 2023年10月7日…Day33 11月8日
2章 包囲網―Day34 11月9日…Day44 11月19日
3章 喪失と決心―Day45 11月20日…Day48 11月23日
4章 「休戦」―Day49 11月24日…Day55 11月30日
5章 戦争オーケストラ―Day56 12月1日…Day70 12月15日
6章 避難の民―Day71 12月16日…Day85 12月30日

著者等紹介

アブー・サイフ,アーティフ[アブーサイフ,アーティフ] [Abu Saif,Atef]
小説家、作家。1973年パレスチナ・ガザ地区のジャバリア難民キャンプ生まれ。ビルゼイト大学で学士号、ブラッドフォード大学で修士号取得。欧州大学院で政治・社会科学の博士号取得。ヨルダン川西岸地区在住。これまでに6冊の小説を出版するほか、パレスチナ関連の執筆などを行なう。2019年からパレスチナ自治政府文化大臣

中野真紀子[ナカノマキコ]
「デモクラシー・ナウ!ジャパン」代表、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

85
ヨルダン川西岸地区から仕事でガザを訪問していたパレスチナ人作家が見た2023年10月7日の「砲弾と爆撃」から「避難の民」となった12月30日までのジェノサイドの記録。いまガザで何が行われているのか、イスラエル軍が何をしているのか、それは攻撃というより、皆殺しともいうべきものだった。首を切られた死体、手足のない死体、犬に食べられた死体が路上にそのまま放置されている。今度は誰が殺されるのか? 誰が生き残るのか? そんな中で生きているガザの人びと。世界から見捨てられたのか、いまも続いている。→2024/08/06

踊る猫

43
極限状態を生きるとはどういうことだろう。いつ終わるともしれない戦争状態を生きるとは。ここで綴られる日記はそんな、メディア報道だけでは想像しづらい生活の実態をひりひりするような筆致で描き出す。食べるものにも事欠き、緊張状態の只中で多数の仲間たちとの死を経験させられるということがどんなことなのか、それがつぶさに伝わってくる。正直に言えば「読むのがつらい」本でもある。決してカタルシスを保証しないからだ。でもここに記録されていることを実に生々しく生きた人がいて、それを残さんとした意志の恐るべき強靭さにこそ脱帽する2024/07/13

読特

42
海水浴中のロケット弾。そこから始まる85日。友人の訃報を聞く。姉の家への爆撃を知る。四肢の3本を失った姪。神経衰弱に陥るその姉。実家も失う。親族は離散する。生活必需品が全く足りない。要介護者も避難生活。外国人ジャーナリストは入れない。ここで起きてることを伝えたいがために残した日記。…ハマスの攻撃。報復するイスラエル軍。バルフォア宣言。3枚舌外交。複雑な事情を抱えるこの地域。遠く離れた日本において、軽々に見解を見出すことなどできない。犠牲になるのは、日常生活を営む人々。ただ、紛争を止められない人の性を嘆く。2024/12/24

KEI

36
新聞記事で知った本。著者はガザ地区の難民キャンプの出身の作家でありパレスチナの文化相。たまたまガザを訪問中にイスラエルからの爆撃が始まり、そのまま3か月近くガザに閉じ込まれジェノサイドの恐怖体験をする。印象的だったのはガザは海からも境界線からも空からも絶えず監視されていた事。明日の事より今を生きる事しか考えられない日常。親しい知人、親戚を殺され姪は4本うち3本の手足を失う。国際社会からは見放されていると感じた事。アメリカ支援を受けたイスラエル兵がゲームをするかの如く住民を虐殺した事。今の停戦は守られるのか2025/01/23

まさ

26
昨年・2023年の10月7日からのガザの日々が綴られていく。戦乱に巻き込まれ、飲み込まれていく様をまざまざと見せつけられた。1日1日を読み進めることはとても辛いことであり、一方で、読むだけでもその状態に自分が平静としていられることに怖さも感じた。きちんと向き合って知っていかなければならない事実だ。もうすぐ1年が経つ。2024/09/02

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