内容説明
イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの爆撃を始めた2023年10月7日から本書は始まる。その日から著者と家族、そしてガザのすべての人々に長く困難な避難の旅が強いられていく。いつ果てることもない空爆、外部との連絡もライフラインも絶たれるなか、自らと愛する人々の生命をつなぐために、誤ることのできない選択を次々と迫られる。パレスチナの地で、いま、人々に何が起きているのか。爆撃下の大地で、作家である著者が文字を綴り、時にボイスメッセージで出版社に送り続けた日記を、世界11言語で緊急出版。
目次
1章 砲弾と爆撃―Day1 2023年10月7日…Day33 11月8日
2章 包囲網―Day34 11月9日…Day44 11月19日
3章 喪失と決心―Day45 11月20日…Day48 11月23日
4章 「休戦」―Day49 11月24日…Day55 11月30日
5章 戦争オーケストラ―Day56 12月1日…Day70 12月15日
6章 避難の民―Day71 12月16日…Day85 12月30日
著者等紹介
アブー・サイフ,アーティフ[アブーサイフ,アーティフ] [Abu Saif,Atef]
小説家、作家。1973年パレスチナ・ガザ地区のジャバリア難民キャンプ生まれ。ビルゼイト大学で学士号、ブラッドフォード大学で修士号取得。欧州大学院で政治・社会科学の博士号取得。ヨルダン川西岸地区在住。これまでに6冊の小説を出版するほか、パレスチナ関連の執筆などを行なう。2019年からパレスチナ自治政府文化大臣
中野真紀子[ナカノマキコ]
「デモクラシー・ナウ!ジャパン」代表、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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