内容説明
絵と言葉が、それぞれ別の道をたどりながら、濃淡ある日々の中で交差する。稀代のイラストレーターによる、待望のエッセイ集。うんちは、寡黙で実直に、世界を伝えてくれています。こんな距離感、ありなんだ。
目次
うんちは世界を吸いこんで
日常ざわつく(ぷよぷよの扱い;おかえりアイロン;でてきたよ ほか)
内側内側そのまま外側(近寄りたいのに;楽しみぞろぞろ;私の私を ほか)
大丈夫だよのさきに(転んだもっちりおばあさん;上司の獰猛なうんち;なめらかなテレサ ほか)
著者等紹介
三好愛[ミヨシアイ]
イラストレーター。ことばから着想を得る不思議な世界観のイラストが人気を集め、装画や挿画を数多く担当するほか、クリープハイプのグッズなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
K1
11
トイレで排泄する行為が人間にとって容易なものでないーうんちを出すのは自分で、だから自分はうんちを支配する存在なんだと気がついた子どもが次にいどまなければならない存在がおしりよりおむつよりさらに外側にあるトイレ。子どものうんちやおしっこが外側に開かれていく様子は子どもの言葉や感情が他者にひらかれていく様子に似ているなとー自分がただここにいるのではなく、世界にはいろんな人やものが存在して、そのたくさんの中に自分も入るのだと肌で知り始めているとーそして、子どもが年をとり、おむつに戻る時に感じるその想いは?2026/07/20
憂花
0
本屋さんで表紙買い。サイン本です。とても繊細でやさしいエッセイ。可愛い。タイトルに犬のうんちとついてるけど犬は飼っていなくて、主に子供のうんちの話をしている。寿司のお尻、3時のあかちゃんキリン、周囲と分かり合えるはずという期待。穂村弘の可愛さに近いものを感じる。絵本も読みたい。2026/06/24
二瓶くん
0
中学生の頃、全てのものとわかりあえないと知りながらも、犬のうんちを見かけたら、目の前を通り過ぎる時、無視できなくて、犬のうんちを口に含んだイメージなどをしつつ、犬のうんちとわかりあうことはできないものかと考えていたイラストレーターの著者によるエッセイ集。とっても面白いです。こんな文章が書けたらなとも思います。お笑い芸人が提供するのがお笑いなら、この人は感性と誠実さを読者に提供していると思います。2026/06/20
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