内容説明
24年の教師生活を終え、竹富島に移住した著者。人生の機微を深いまなざしで見つめ続ける、珠玉のエッセイ集。
目次
一章 ほんとうの自由(あなたはどこにでも行ける;アイデンティティって;されど名前;仮面をつける;染められる幸せ)
二章 さらば、わたしの教師生活(失われる教育;夢をみた;オフレコ;人が生きているということ;心の鎧を下ろす)
三章 子どもは明日の家に住む(若い女性を愛する;ウオラムコテ;産まなかった人は;子どもたちの言葉;one-to-one)
四章 人間がする仕事(手仕事の精神;つかないぱんたー;「時間がない」問題;タレフェイラ;学び続ける姿勢)
五章 心の闇は誰にでもある(ボーダ;心の「杖」;母の道楽;よく眠れる;再 ロングショットの喜劇)
著者等紹介
三砂ちづる[ミサゴチヅル]
1958年、山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。沖縄八重山で女性民俗文化研究所主宰。津田塾大学名誉教授。京都薬科大学卒業。ロンドン大学PhD(疫学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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