感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめぴょん
10
「はじめに」より。自分以外の存在を自分の思うとおりにコントロールしようとしているときには、利他は起動しない。重要なのは相手の思いや行為にうまく沿うことで、潜在的な力を引き出すこと。環境、自然など人間を超えた存在の声に耳を澄まし、その土地にあるべき建築の形を整えていくのが堀部さんの方法。 終章では「木漏れ日」に記憶が継承されているという話が出て来て、そういうものを意識した家を設計したという部分がありました。光は生活の中で大事な要素でもあるなと思います。茶室の光にはいろいろと感じるところがあります。 おわりに2025/06/21
チェアー
4
共感の多い本だった。 我々は多くの死者の作った道の上にあることを思う。その道に完全にしたがうのではなく、私たちはその続きの道を作る存在なのだ。過去の道を無視するのではなく、ひれ伏すのでもなく、死者たちに恥じない新たな、続きの道を作るのだ。 2025/07/11
沼垂
2
未来に投げかけた何かの行為が、未来の誰かに受け止められた時に利他は発生する。 何かをデザインする時、自分は慎重になり踏み出せない。物事に沿うよう、理解に時間を置く。それでいいのかもしれない2025/06/27
Go Extreme
2
https://claude.ai/public/artifacts/ce93742a-a8ac-48c0-9cb5-355e980a4cd2 2025/06/20
林克也
1
堀部さんの建築を生で見に行かねば。 中島先生はいつも見ているXのコメントより柔らかい。2025/07/15
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