内容説明
本書を読むと、謎の症状の改善法がわかるだけでなく、東洋医学的な心身の問題の読み解き方を知り、養生の実践に活かすことができます。
目次
第1章 寝るの謎
第2章 食うの謎
第3章 動くの謎
第4章 皮膚の謎
第5章 出もの腫れものの謎
第6章 心の謎
第7章 クセの謎
第8章 とにかく謎!
著者等紹介
若林理砂[ワカバヤシリサ]
臨床家・鍼灸師。1976年生まれ。高校卒業後に鍼灸免許を取得。早稲田大学第二文学部卒(思想宗教系専修)。2004年にアシル治療室を開院。予約のとれない人気治療室となる。古武術を学び、現在の趣味はカポエイラとブラジリアン柔術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
haruka
23
病院にいっても「なんともないよ」と言われてしまう、西洋医学では説明できない体の不調、64項目。自分もおなじ症状だと思うものを中心に読んだ。「急に心臓がどきどきする」⟶それで本当に心臓に問題がある人は1%程度で、多くはストレスと睡眠不足による心臓神経症。「いそがしくて心がざわざわする」⟶頭の使いすぎでのぼせているので、頭を使うことは放棄していったん運動して。運動すれば体が均一になる。…そんな、びっくりするほど当たり前のことしか書かれていない!でも自分と同じような症状を抱える人って多いんだと思うとほっとする。2024/07/30
joyjoy
7
ここ数年、自分自身にも様々な謎の症状?が現れ、病院にかかることが増えた。診察券の枚数も増えた。 この本では、東洋医学の古典を紐解きながら、謎の症状の改善法を説いてくれている。その多くが、運動しましょう、甘いものを控えましょう、といった、基本的な養生「食う、寝る、動くを整える」で改善されそうだったので、養生の大切さが伝わってきた。 古典からの引用部分はとばし読みしたが、じっくり読んでみたらきっと面白いんだろうなぁ。2024/09/07
FuSa
6
東洋医学的観点からみた病気とまではいかない諸症状の推察・解説・対処法。パラパラと読むだけでも知らないことだらけで勉強にはなる。当てはまるものはなかったけど。東洋医学、学んでみたいけど奥が深そう。2024/06/23
kamekichi29
4
病気と言えるかどうかわからない症状の質問に対して、東洋医学の古典を参考に解決策のアドバイスを与えている。 東洋医学的な治療方法の紹介といった感じでしょうか。2024/08/29
gotomegu
4
くまのこブックス。身体の不調を東洋医学で解説する。総括すると、甘いもの味の濃いもの脂っこいものはさけたほうがよくて、運動しなさいってことかも。よく寝てストレスもほどほどにするもの大事か。気、血、津液の循環。多くてもたまるし、少ないと弱いし。なにごともバランスが大事なのね。2024/07/23