内容説明
人生には、何もしなくていい時がある。ぼんやりしないほうがもったいない。盛岡旅2022冬、小説「念のため」、楽しい仕掛けもあり!私たちが日々生きていることの証しが詰まった、宝箱のような一冊。
著者等紹介
益田ミリ[マスダミリ]
1969年大阪府生まれ。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mike
82
ミリさんのほっこり安心感。コロナ禍から日常が戻るまでの3年間。大きなイベントとか無くったっていい。マスクで息苦しいあの日でも、人生には何かしら心温まる事やちょっと胸弾む事ってあったのだ。そしてあの時を知ったから今の日常がよりありがたく感じるんだろうな。時々ミリさんの本を読みたくなるんだけど、心がお疲れなのかしら。2025/11/13
Ikutan
71
今回は2020年の夏から2023年まで。いつもの漫画に短編小説が一編。コロナ禍ということで2022年までは、マスク姿のミリさんに、あぁ、そんな感じだったなぁと。それでも、楽しみを見つけたり、小さな気づきで心をほぐしたりできるミリさんは素敵。今回も、クスリと笑ったり、へぇって感心したり、ほのぼのと癒されたり。今回、謎だったのは、間に挟まれる写真の数々。食べ物のアップは空いたお腹には刺激的でした(笑)2024/06/12
ででんでん
51
今作も、短い短い漫画のひとつひとつが、しっかりとずっしりと今日の人生だった。共感とじんわりと、笑いと。そして、箱根の彫刻の森美術館と盛岡に、とてもとてま行きたくなった。絶対行くぞ〜。1篇だけ差し込まれた短い小説も、大変よかった。2024/09/30
さぁとなつ
46
2020〜2022 コロナ禍 たびたびの緊急事態宣言 いつもの場所で何気なく感じたことをメモしたようなコミック 途中で23頁の短編小説あり マスクをしているから、行動制限があるから、かえって感覚が鋭くなったこともあると思います 聴覚情報とかで改めて気がついたこともネタになっていました とっても普通のことでもミリさんにかかれば大発見 こちらもおぉ!とばかりにうなづいてしまった (例)「黒い車の上に三毛猫がいたんです」「タケモトピアノやん!!」「と思った今日の人生 ハハハ」 一体あの日々は何だったんだろう2025/01/19
アクビちゃん@新潮部😻
46
待望のシリーズ第3弾♪ 2020年から2023年までのコミックエッセイ。コロナ初期は、こんなにマスク生活が長引くとは思ってもいなかったし非現実的な気がしていました。気付くとマスクしているのが現実で、なんだか生きにくい日常が普通になってしまっていました。でも、そんな日々の中でも、もちろん楽しい事もあるし、ミリさんらしい観点で「今日の人生」を描いています。私も某店の珈琲の試飲が再開した時は、もう飲めないと思っていたので、普通が戻ってきたようで嬉しかったな♪ 今の私は、猫が居る温かさを感じる「今日の人生」です。2024/09/21
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