内容説明
子どもたち一人一人に対応できていない「学校」というシステム、そして現代の「親ガチャ」の世界。そんな日本の学校教育が抱える生々しい問題点、そしてその足りない部分を補完する新たな教育システムの具体的な構想とは?あらゆる教育関係者、そして親や子ども、社会の構成員に贈る、絶望と希望の書。
目次
序章 「学校」の外側から考える、誰も取り残されない教育のかたち
第一章 なぜ「学校」は機能しなくなったのか?いま「脱『学校』」が必要な理由
第二章 約30年にわたる私の「脱『学校』」の軌跡
特別座談会 25年後に振り返る、フリースクールでの学び
第三章 「脱『学校』」のための「5つの提案」
第四章 「脱『学校』」に向けた実践 選択肢を増やすための「4つの取り組み」
特別対談 教育に「社会をかき混ぜる力」を取り戻すために 安宅和人×白井智子
終章 おわりに
著者等紹介
白井智子[シライトモコ]
1972年千葉県生まれ。4~8歳を豪・シドニーで過ごす。東京大学法学部卒業後、松下政経塾に入塾。1999年沖縄のフリースクール設立に参加、校長をつとめる。2003年、NPO法人トイボックスを立ち上げ、大阪府池田市と連携して不登校の子供のための全国初の公設民営フリースクール「スマイルファクトリー」を設立。東日本大震災後には福島県南相馬市に「みなみそうまラーニングセンター」「はらまちにこにこ保育園」「錦町児童クラブ」等を立ち上げ。2020年から2期4年、NPO等ソーシャルセクターが加盟する新公益連盟の代表をつとめた。現在はこども政策シンクタンク代表として現場からの政策提言と新しい教育の選択肢をひろげる活動を並行して行っている。中央教育審議会等の有識者会議委員やTBSひるおびのコメンテーターなどもつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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