目次
第1章 実践編 事例から学ぶ慢性疼痛のケアの実際(生涯発達の観点から―発達段階における痛みの特徴と看護師支援の実際;患者とその家族が慢性疼痛をセルフマネジメントするために―外来、病棟、在宅での看護師支援の実際)
第2章 解説編 痛みとともに生きることを支える基本的概念(基本的概念)
第3章 慢性疼痛のケアを実践するための基本的知識(慢性疼痛とは何か;コミュニケーション;リハビリテーション;就労支援;就学的治療における多職種連携)
著者等紹介
伊達久[ダテヒサシ]
1986年自治医科大学医学部卒業。2005年7月~仙台ペインクリニック院長(現職)。自治医科大学を卒業後、地域医療に従事する中で、痛み診療の重要性を痛感し、ペインクリニックの道へ進む。ペインクリニック医療の最高峰である関東逓信病院で研修後、市中病院で手術麻酔、集中治療、緩和医療、そして、ペインクリニックを実践。2005年には、日本で初めて有床のペインクリニック単科クリニックを開業する。薬物療法やインターベンショナル治療だけでは慢性疼痛患者を十分に治療できないことを経験し、理学療法士によるリハビリテーションや臨床心理士による心理的アプローチを早期から導入。チーム医療による慢性疼痛治療に取り組む。現在では、全国の大学病院などからペインクリニックを学びたい医師が集まる教育医療機関としての役割も担っている
安藤千晶[アンドウチアキ]
1999年日本社会事業大学社会福祉学部社会事業学科卒業。2023年2月~東京都健康長寿医療センター研究所研究員(現職)。2005年より看護師として病棟・外来などで勤務。大学助教・准教授を経て、2023年2月より現職。2021年より日本慢性疼痛学会看護師の会において、本書の監修者である伊達久先生とともに活動、集学的痛みセンターの熟練看護師と看護実践の言語化に取り組む。また、年に数回、慢性疼痛の看護ケアに関する勉強会も開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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