- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
明治時代は軍備拡張のため大増税が繰り返され、酒税は国の税収ナンバー1に。また、戦後の日本酒離れの裏には、三倍増醸酒など、節米による大量生産への強い批判があった。歴史に振り回された酒の160年を追う。
【目次】
第1章 打ち出の小槌
第2章 “エサ”にされたドブロク
第3章 禁酒法の衝撃
第4章 幻の「瑞穂の国」
第5章 米に余力なし
第6章 米は“足枷”か
内容説明
明治以降、軍拡を支えた財源は酒税だったが、戦線が拡大するなか食料のコメ不足が深刻化、酒づくりへの風当たりは強まっていく。戦後は醸造アルコールによる増量でしのいだが、日本酒愛飲家らは徐々に姿を消していった。コメの酒、日本酒はどこに行くのか!!酒造家議員が多いなか、未成年者の禁酒をめぐってははげしい国会論戦も!
目次
第1章 打ち出の小槌
第2章 ”エサ”にされたドブロク
第3章 禁酒法の衝撃
第4章 幻の「瑞穂の国」
第5章 米に余力なし
第6章 米は”足枷”か
著者等紹介
横田弘幸[ヨコタヒロユキ]
1952年、東京出身。ジャーナリスト。読売新聞東京本社社会部記者などを経て、元読売日本交響楽団理事長。現在、一般社団法人日本エッセイストクラブ理事、酒史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
43
図書館本。日本の近現代の酒と言えば日本酒になります。この時代には戦費の為に酒税が創設されて、戦争の度に酒税が改正されて税負担が重くなっていった歴史がわかります。また、それにあわせて密造酒の生産やその取締の状況なども解説されていますね。また禁酒法についての議論も当時からされていますが、討議の内容が自分達が酒が飲みたいだけの言い訳の様な答弁などが人間味があり微笑ましくも思えましたね。2026/07/25
くろう
0
図。想像していたのとは違ったけど、凄いもの読んじゃったなぁという気持ち。明治頃からこちら側、日本という国にとって日本酒とはどのような存在だったのか。度重なる増税で戦争を支えた日本酒。酒が税収のトップだった時代。日本酒と税金の切っても切れない関係。あれよあれよという間に増税されていく。どぶろく造りの禁止、国会での飲酒、未成年の禁酒。暴動まで起きる大事件。米の欠乏、米の高騰、戦後の酒離れ。私は下戸だけど、日本酒が無くならずに続いていて良かったと思う。味や銘柄ではなく、こういった視点から日本酒を嗜むのも面白い。2026/10/03




