内容説明
あらゆるスポーツにおいて、自分自身のプレイの実態を反省的に把握することは上達のための必須項目です。また、選手を指導する場合も、指導している選手の技術・戦術の現状把握は、指導の前提となります。しかし、ボケッと見ているだけでは「おっ、うまくいった」「だめだな」という感想だけに終わってしまいます。「慎重に観る」とは「科学的に観る(考える)」と同じです。また、「科学的に観る」ことは「サッカーをしている人間を客観的に行動観察していること」になります。初版9000部を売ったサッカー指導の改訂版!!25年の歳月を経て完成した、綿密なステップを踏んだドリル。指導歴40年の集大成、決定版!!
目次
第1章 人間の運動を分析する視点(科学的観察とは;人体はなぜ動くのか(生理学と解剖学) ほか)
第2章 技術のトレーニング(インサイドキック;インステップキック ほか)
第3章 戦術のトレーニング(対人戦術の基礎;集団プレイの基礎 ほか)
第4章 練習の心構え(やる気と反省;目標の設定 ほか)
著者等紹介
麓信義[フモトノブヨシ]
1948年東京生まれ。東京大学教育学部博士課程中退。東京大学助手、弘前大学講師、同助教授、同教授を歴任。弘前大学名誉教授(日本体育協会スポーツ指導者等表彰:2009)。専攻分野 運動・スポーツ心理学、サッカー指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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