出版社内容情報
物流投資なしには不動産投資が語れない時代
倉庫や物流センターの主要機能は「モノの保管」です。現代社会では「モノの保管」の司る領域がこれまで以上に拡大していきます。これまでの「人が集まるところにモノもカネも集まる」という常識が、モノを保管する器が出来上がれば、そこに「モノ」だけでなく、「人」も「情報」も、そして「カネ」も集まってくるというわけです。
そうしたこれまでの常識を覆すようなビジネスモデルの激変が、J-REIT市場を中心に展開されつつあります。今後、J-REITに投資するならば、物流施設の開発に注目することは外せない選択肢といえるでしょう。
内容説明
倉庫や物流センターの主要機能は「モノの保管」です。現代社会では「モノの保管」の司る領域がこれまで以上に拡大してきています。これまでの「人が集まるところにモノもカネも集まる」という常識が、モノを保管する器が出来上がれば、そこに「モノ」だけでなく、「人」も「情報」も、そして「カネ」も集まってくるというわけです。ある意味、不動産をめぐるパラダイムシフトが物流施設を軸に展開されているともいえるでしょう。そうしたこれまでの常識を覆すようなビジネスモデルの激変が、J‐REIT市場を中心に展開されつつあります。今後、J‐REITに投資するならば、物流施設の開発状況に注目することは外せない選択肢といえるでしょう。
目次
第1章 倉庫ができれば地価が上がる!
第2章 物流施設への投資で儲かるJ‐REITのしくみとメリット
第3章 押さえておきたいJ‐REITの用途別の特徴
第4章 物流リートの有力企業の事業展開
第5章 日本中が倉庫だらけで物流不動産は過剰供給となるのか?
第6章 物流不動産ビジネスの行方 まだまだ拡大する物流不動産投資信託
第7章 投資のタイミングで変わる成果
第8章 経済学の視点から見た不動産投資
第9章 戦略ウエアハウスの基本知識
結びに代えて―もはや「物流業界だけのものではない」物流施設の未来
著者等紹介
鈴木邦成[スズキクニノリ]
物流エコノミスト、日本大学教授(在庫・物流管理などを担当)。博士(工学)(日本大学)。早稲田大学大学院修士課程修了。日本ロジスティクスシステム学会理事、日本SCM協会専務理事、日本物流不動産学研究所アカデミックチェア。ユーピーアールの社外監査役も務める。日本物流学会、日本不動産学会会員。東京都景観審議会委員、大田区景観審議会委員、電気通信大学などの非常勤講師(経済学)も歴任。物流不動産ビジネスの草創期から学術、実務の双方の視点から主要企業の動向を継続的にウォッチしてきた。専門は、物流・ロジスティクス工学、物流不動産(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。