出版社内容情報
国立天文台公式画像集
宇宙の謎に迫る25年の歩み
すばる望遠鏡は、天文学における世界最高の観測地の一つ、ハワイ島マウナケア山頂域(標高4200メートル)にある世界最大級の一枚鏡を持つ光学赤外線望遠鏡だ。日本が初めて国外に設置した本格的な天文観測施設であり、国際的な研究拠点としても重要な役割を果たしている。1999年のファーストライト(試験観測開始)、続く2000年の共同利?観測開始から25周年を迎えた。
本書は、すばる望遠鏡25年の歩みを振り返る画像集として、未公開を含めた多数の天体画像を収載。国立天文台内外の多彩な執筆陣による書き下ろし解説、寄稿も充実。すばる望遠鏡天体画像集の決定版です。
内容説明
国立天文台公式画像集。宇宙の謎に迫る25年の歩み。未公開画像を含む、すばる望遠鏡天体画像集の決定版。多彩な執筆陣による充実の書き下ろし解説所収。
目次
1 すばる望遠鏡 概要(すばる望遠鏡の構造;すばる望遠鏡の観測装置;ハイパー・シュプリーム・カムとすばる戦略枠プログラム)
2 すばる望遠鏡 宇宙の神秘を探る(銀河の世界;躍動する銀河;銀河団と遠方宇宙;天の川銀河 星の一生(輪廻)
惑星系の誕生と太陽系天体)
3 資料編(マウナケアの自然と文化;すばる望遠鏡の保守作業;すばる望遠鏡の夜間運用;天体画像の生成;天文学とAI;すばる望遠鏡 これからの役割;すばる望遠鏡 25年の歩み)
感想・レビュー
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Go Extreme
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