出版社内容情報
世界中の国々を訪れ、地球そのものをフィールドに自然界を撮り続ける写真家、高砂淳二。神秘的な海の中、遠く広がる大地、果てしない空、そこに息づく生き物たちに出会う旅を続けています。
38年以上にわたり、カメラを通して自然が内包する不思議な世界を見つめていく中で、高砂氏はこう考えるようになったと言います。
「僕ら人間も他の様々な生き物同様に地球を構成する一つの大事な細胞として、今を生きている。それぞれの生き物がピースのように絡み合って一つの地球という生命を成り立たせている。」
本書は、「海の声を聴く」、「大地の声を聴く」、「空の声を聴く」の3部で構成し、地球からの様々なメッセージに耳を傾けます。人間も自然の一部。もう一度地球の声に耳を傾けてみることで、忘れかけている自然のリズムを思い出し、そのリズムに共鳴している自分を再発見することができるかもしれません。繊細で美しく、迫力のある作品群を、是非ご覧ください。
★高砂氏によるエッセイを7本収載。豊かな言葉とともにお楽しみください。
内容説明
本書の構成、海の声を聴く、大地の声を聴く、空の声を聴く。
著者等紹介
高砂淳二[タカサゴジュンジ]
写真家。1962年、宮城県石巻市生まれ。ダイビング専門誌を経て1989年に独立。世界中の国々を訪れ、地球そのものをフィールドに撮影活動を続けている。ザルツブルク博物館、ニコン“THE GALLERY”、渋谷パルコ、有楽町マリオン、ほか写真展多数開催。2008年には、外務省主催・太平洋島サミット記念写真展「Pacific Islands」を担当。TBS「情熱大陸」、NHK「SWITCHインタビュー」をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌等のメディアや講演会などで、自然の大切さ、自然と人間の関係性、人間の地球上での役割などを幅広く伝え続けている。自然写真の世界最高峰といわれる「Wildlife photgrapher of the year 2022」“自然芸術性”部門で最優秀賞を受賞。みやぎ絆大使、いしのまき観光大使、NPO法人OWS(The Oceanic Wildlife Society)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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