内容説明
雪国山形の二十四節気が教えてくれる素敵なこと。毎日の生活をちょっと楽しくちょっと幸せにするサスティナブルなレシピ本!
目次
春(立春―「まだ暗くならないね」子どもたちの声が外から聞こえてきました;雨水―かた雪の下から聞こえてくる春の足音 ほか)
夏(立夏―自然からのメッセージ;小満―暮らしの中に生きている森 ほか)
秋(立秋―野あそびが育む豊かな心;処暑―森の木々、野の花にひらめく茶会 ほか)
冬(立冬―お母さん、冬が見えるよ;小雪―雪迎え ほか)
著者等紹介
黒田三佳[クロダミカ]
東京生まれ。たった一度旅で訪れた山形県米沢市に、デンマークで暮らした後移住。2001年より歴史ある里山の森に暮らす。子育てをしながら人材育成事業を立ち上げ、企業での人材育成と子どもの英語教育を行う。森での幼児教育(里山森のようちえん研究会)、大学での留学生の教育、地域創生や移住、家庭教育、観光、国際交流など、さまざまな分野に関わる。自宅を解放し「里山マーケット」「東北北欧な暮らし展」など様々なイベントを創生。地元コミュニティFM放送局(エフエムNCV 83.4MHzおきたまGO!)「STEPS~里山ソムリエな日々~」パーソナリティー。元国際線客室乗務員、修士(工学)、里山ソムリエ(商標登録)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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羽
16
山形県の南原新町にお住まいの里山ソムリエ、黒田三佳さんの素敵な里山暮らし。生命力あふれる緑の森、一面の雪景色、うつくしい花々、畑で採れた野菜をつかった料理など、写真が多く掲載されています。春夏秋冬の自然の恵みをあずかる暮らしにため息がもれます。子どもたちは植物を使って遊び、大人たちは旬の野菜をおすそ分けし合い、手料理をもちよりお茶会を開き、それぞれが得意なことを教え合い、助け合いながら生きています。贅沢だけど地球に優しい田舎暮らし。とてもいいなぁと思いました。2022/10/20
きゅうりん
0
山形県の自然豊かな地に暮らす著者の日々の思いが写真と共に綴られている。 料理や自然の写真が綺麗で癒される。2024/11/17
tetekoguma
0
東京生まれ東京育ちで米沢に一度訪問し一目ぼれし移住したという黒田三佳さんによるエッセイ集。里山にある自宅で木を伐り、草を刈り、動物や植物とともに暮らす・・・自然から学ぶということを実現し子育てを行う黒田さんの美しい生活がよく分かります。経済的な豊かさを超えた豊かな生活を思う存分感じることができました。 2024/09/04