内容説明
東日本大震災後の被災地に入った一人の詩人の追憶。災害から十数年が経った今、至極のエッセイで蘇る魂の風景。死生観も漂う…。そして文学への旅。
目次
1 被災地を歩く(初めての宮城県石巻市;狐の嫁入り;二重苦にあえぐ福島 ほか)
2 文学めぐり旅(宮沢賢治と中原中也;中原中也の「思ひ出」―煉瓦工場への道のり;山頭火と平泉;山頭火と宇部;宮本常一と遠野;壼井夫妻に誘われて)
3 魂の原風景(人生の中で一番価値ある経験)
永冨衛さんに聞く×Interviewer 堀雅昭(作家・UBE出版代表)
著者等紹介
永冨衛[ナガドミマモル]
1953年山口県宇部市生まれ。2023年宇部日報社退職。山陰詩人同人・詩人会議会友(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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