内容説明
きょうは、ハロウィン。あくたれラルフが、いたずらをするのに、もってこいのひです。セイラといっしょにおばけやしきへいきますが、ラルフは、こわがるどころか、おばけたちにいたずらばかり。そんなラルフを、さいごにびっくりさせたのは…?あけてびっくり!あくたれラルフのしかけ絵本!
著者等紹介
ガントス,ジャック[ガントス,ジャック] [Gantos,Jack]
1951‐。アメリカ、ペンシルバニア州生まれ。エーマソン大学に在学中に、ニコール・ルーベルと出会い、1976年に『あくたれラルフ』(童話館出版)でデビュー。現在も、エマーソン大学とバーモント大学で創作児童文学を教え、講演活動なども活発に行なっている。マサチューセッツ州ボストン在住
ルーベル,ニコール[ルーベル,ニコール] [Rubel,Nicole]
1953‐。アメリカ、フロリダ州に双子の姉妹として生まれる。タフツ大学とボストン美術学校で絵を学んだ後、絵本作家ジェームズ・マーシャルに出会い、絵本作家を志す。オレゴン州オーロラ在住
こみやゆう[コミヤユウ]
1974‐。東京に生まれる。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家、良心的兵役拒否者である故北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
38
あらっ!ちょっとしかけ絵本風になっていて、いつもと雰囲気が違うのも良かったです。いつもラルフの一方的な悪さで終わるシリーズですが、今回はセイラちゃんが一本取りました♪こういう時もないとね!2024/08/09
k sato
19
ハロウィンはあくたれが許される日なのでしょうか。猫のラルフはセイラの大事なお友達。でも困ったことに、ラルフは悪たれなのです。この絵本はこれまでのシリーズではなかった仕掛け絵本でした。どんないたずらをするのか?仕掛けをめくる瞬間はワクワクと冷や冷やが混在していました。ハロウィンの衣装に身を包んで乗り込んだお化け屋敷。案の定、ラルフは演出のお化け役たちを困らせます。やりたい放題に読者の背筋は凍るでしょう。現実世界だったら賠償問題に発展すること間違いなし。そんなラルフに愛ある鉄槌を下したのはセイラでした。2024/05/12
キ♡リン☆か
5
今回はちょっと趣向が違ったので、これはこれでおもしろかったです。 2025/03/15
イカまりこ
5
ちょっと憎たらしい赤いネコのお話。ハロウィンで仮装したラルフたちはお化け屋敷へ。おばけを怖がらず逆にボコるラルフw これをかわいいと思うか、迷惑な子と思うかで読み心地が変わるのかな。男の子のお母さんだったらこれは日常?私はイタズラにはちょっとムッとしたけど、飼い主の女の子には頭が上がらないとこで評価戻した。絵のセンスは独特だった。2023/10/22
茶太郎
3
季節ではないですが、好きなシリーズなので。ラルフのやりたい放題なあばれっぷりが気持ちいいです。今回はセイラにしてやられました。2024/03/28