内容説明
“粗利経営”への変革で利益を激増させる方法。利益改善率99%のコンサルタントの知見を凝縮した一冊。
目次
第1章 なぜ、あなたの会社は利益が出ないのか?
第2章 建設業界の未来は一体どうなるのか?
第3章 不可欠である考え方の切替え
第4章 超即効性のある利益アップ対処法6選
第5章 たった一日でできる「利益改善の全手順」
第6章 押さえるべき細かなポイント
著者等紹介
中西宏一[ナカニシコウイチ]
株式会社KCO代表取締役。昭和42年石川県金沢市生まれ。法政大学文学部卒業後、地元総合商社と大手コンサルティングファームを経て経営コンサルタントとして独立。建設業界における利益改善を圧倒的な強みとして、顧問企業の90%以上をわずか2年以内に劇的な改善へと導いてきた。「必ず利益を上げる」と言い切るコンサルティングが顧客に高く評価され依頼が殺到。現在は企業コンサルティングに留まらず、経営者コンサルティング、幹部育成コンサルティング、コンサルタント育成も手掛けており、全国に数多くの建設業界の顧問先を抱えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamatoshiuruhashi
48
非常にシンプルな著者の勧めること。「粗利だけを見ろ」は別の著書でも書かれていたが、それをより明確にどうすれば把握しやすくできるかを教示する。利益を取ることは決してお客様への裏切りではなく正当な対価だと何度も繰り返す。確かにそうだが、じゃあこちらが欲しい利益が正当な対価だというだけでは、悪徳業者と何ら変わりがない。「正当な」という考え方をしっかりと持ちつつ、利益を上げて納税をして社会貢献。松下幸之助の言行録でよく読んだ言葉だ。本書前半は飛ばし読みでも良いが、後半実務については実行の要アリ。2023/02/16
麒麟の翼
4
著者の書籍は、過去の2冊も読んでいるが、本書はより分かりやすく書かれている。考え方は至ってシンプルで、とにかく粗利益(売上総利益)だけを見るというもの。誰でも理解できることだが、ほとんどの人が実践できない点に触れており、特に赤字受注の言い訳5選は耳が痛い。正に「言うは易く行うは難し」という感じ。強く印象に残ったのは「利益を出せない会社に価値はない」「人は変わらない」「売上高が存在しても粗利益が存在しないケースがある」という記載。粗利だけ見るのは困難ではない、経営者が如何にこれを理解して取り組むかが鍵。2022/12/29
違いの分からない男
2
★★★★★2024/01/26