内容説明
「福祉を通して、地域社会に幸福を運びたい」…その熱い想いが、開設から30年を経て、ついに3番目の施設建設に漕ぎ着けた。大手資本とは全く無縁のNPO法人が、なぜ、このような快挙を成し遂げることができたのか?ぐるーぷ藤がめざすのは、福祉マンションのクイーンエリザベス号。本書は、5人の主婦の手漕ぎボートからはじまった、遥かなる航海の物語である。
目次
序章 クイーンエリザベス号をめざして
第1章 一番館の十二年(終の住処;うれしい誤算 ほか)
第2章 二番館への歩み(一番館から二番館へ;震災の記憶・その一 ほか)
第3章 三番館への夢と介護の未来(三番館のニーズ;この三番館で一応は完結 ほか)
著者等紹介
網中裕之[アミナカヒロユキ]
1958年生まれ。兵庫県西宮市出身。早稲田大学教育学部国語国文科卒。出版社勤務の後、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。