出版社内容情報
◆ウェブストアでご注文のお客様には「山中千瀬さん新作折句ポストカード」を1枚(絵柄3種類からランダム)お付けします!
特典・フェアは終了いたしました。
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目次
ノンフィクション
暴力太郎太郎
煙の町
生い立ち
花図鑑より
きゅ きゅ
あの子ひとりで
わたしの好きなおんなともだち
死なない猫を継ぐ
きんぎょさよなら
カレンダーガール
記念撮影
グッドラック
ぜんぶ夢の話(だとしても)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
読み友さんの感想を読んで。つぶやきもしましたが、読んだ日がたまたまサンフランシスコでプライドイベントが行われた日。トランス男子の友人がイメージをたくさん送ってくれました。人が愛し合っていることを禁じるのって、単純によくわからない。日常のどこかが人と少し違うなんてよくあることで、その個性が素晴らしい作品を生んだり、世界に新しい気づきを与えてくれるのにな。2026/07/01
chiaki
31
『オメラスへ行く』と迷ってた時に、服部真里子さんが好きなら是非と、書店員の方におすすめいただいた一冊。女として生きる強さや自尊心、気高さみたいな感情が随所に感じられる歌が多かった印象。"宇宙服を脱がないでここは夜じゃない部屋じゃない物語を続けて"永遠なんてないって分かっているからこその「祈り」が、とても突き刺さる!"花のくき手折れば爪に花のにおい 花のたましいがどこにあろうと"はちょっと暴力的で狂気的、幻想的で好み。2026/05/02
あや
19
山中千瀬さんは1990年愛媛生まれ。短歌と川柳を収録する。25年1月刊。26年3月4版。帯文が川野芽生さんである。以下引用いたします。 じいちゃんの帽子コレクションからひとつ永遠にいただいたニット帽/きっときみの死だって第六感でなくメールかLINEで知るのだろうな/(このあとに戦争がくる)とおもいながら指はページをめくり続ける/あたしたちは死なない猫を継ぐ種族 本棚に本まじらせながら/総集編のような気持ちがふたりにも夜毎おとずれるでしょう(予言)/ただの傷、ただの暮らしを劇薬のようにかくして待つ西武線2026/07/10
ゆう
10
以前読んで著者が感じる生きづらさに共感した歌集を再び。 若者が共感しやすい社会の閉塞感、行き詰まり感と、マイノリティ(レズビアン)な著者が感じていること。 個人は奔流に流される木の葉のような存在だけど、水の流れを変えるように願いつつ、100年では足りないから、個人の人生を確かに維持しながら後続の人々に想いを託す。 死なない猫はフェミニズムを暗喩しているのかなあ。 (あたしはあたしの手札すべてを墓地に送り召喚されたモンスターだよ) 一〇〇年じゃとても足りない夢を見てその後のあたしの猫をよろしく2026/06/21
rinakko
6
〈枝分かれした運命のいくつかのピーマンだけが具のナポリタン〉〈書くことでやっとあたしは出会わせる少女のあなたと少女のあたしを〉〈おうどんに舌を焼かれて復讐のうどん博士は海原をゆく〉〈いつかあなたがつくった句集そのなかで永遠に羽をやすめる蝶よ〉〈どうせこれも抜け出すためのパーティーだフリルに銀のナイフ隠して〉〈骨を拾う記憶がとけてまざりあい誰の骨だかわからなくても〉〈あたしたちは死なない猫を継ぐ種族 本棚の本まじらせながら〉〈(雨は?)雨は、降ってた。/(傘は?)ささんかった。この世の語彙で言えばそれだけ。2025/02/05




