内容説明
気がつけばこんなにも遠くまで来てしまった。人生はいつ何がおこるかわからない。ときに悲しみに押しつぶされそうになることもあるが、遙か遠くから、私を呼ぶ声がする。その声に応えるように、私はここで歌とともに生きてゆく。現代をしなやかに生きる著者10年ぶり待望の第3歌集。
目次
1(五月の空を;砂を踏む;彼岸花 ほか)
2(いずれも言葉;三猿;いつしか冬野 ほか)
3(初春;つらつら椿;春の呪文 ほか)
著者等紹介
後藤由紀恵[ゴトウユキエ]
昭和50年(1975)愛知県名古屋市生まれ。平成25年(2013)『ねむい春』(短歌研究社)。現在、まひる野編集委員、現代歌人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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