感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kanonlicht
23
100文字のSFが1ページに1篇ずつ、計200篇収録されている。100文字で独特な世界観を構築し、読者にわかりやすく状況を伝え、最後にオチまでつけるというのは、なかなかできるものではないと思う(この250文字ですらいつもまとめるのが難しいのに)。これだけ数が多いと中には似たパターンもあるにはあるけれど、おもわず唸ってしまうような秀逸な作品もあって、お気に入りの詩を見つけたような楽しさがある。一気に読んでしまわず、世界観を想像しながらちょっとずつ読むのがいいかも。2023/06/05
新田新一
21
わずか100字の物語集。アイディアが冴えているもの、リリカルなもの、怖いものなどバラエティーに富んだ物語を楽しめます。100字であっても、大長編を凝縮した味わいを持つ作品もあって、短編小説の可能性を感じました。例えば、1話目は月が二つあることに気づく物語です。もしかしたら、ここは火星かと思っていると……。作者の想像力を読者が受け止めて、それをさらに広げていくことができます。一番好きなのは座布団の物語です。あらゆることができる座布団が存在します。空も飛べるし、山にも登れます。でも……。落ちの一文が絶妙です。2024/09/22
マツユキ
13
のほほんとしているようで、恐ろしい北野作品なんですが、狸が絡むと、ほっとするような、より身近に感じるような気がします。次は、猫!2023/05/21
timeturner
4
Twitterで発表している【ほぼ百字小説】から狸が登場する作品を中心に選んだ寝床で読むのにぴったりのマイクロノベル集。作者は狸にシンパシーを感じているようで、視点が完全に狸寄り。化かされても全然オッケーみたいな雰囲気が伝わってきて笑える。2026/04/25
ともりぶ
4
100文字小説が気になったので読んでみたが、この作家さんは狸が好きなのかしら。狸ネタはお約束なの?2023/08/04




