いずれくる死にそなえない

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いずれくる死にそなえない

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  • サイズ 46判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910700014
  • NDC分類 490.1
  • Cコード C0036

目次

1章 健康欲望から死の不安へ
2章 死について―まず電車の話で
3章 死について―死を待つものたち
4章 医療は高齢者に何を提供しているか―加齢と健康、そして死
5章 「寝たきり欲望支援」から「安楽寝たきり」へ
6章 死を避けない社会
終章 死をことほぐ社会

著者等紹介

名郷直樹[ナゴウナオキ]
1961年、愛知県に生まれる。自治医科大学卒業。愛知県作手村国民健康保険診療所に12年間勤務。へき地医療や研修医教育を中心に活動し、2011年6月に西国分寺でクリニックを開業。地域家庭医療に従事し、20年以上にわたりEBM(エビデンスに基づく医療)を実践する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

115
誰にとっても死は平等である。死への備えとして、お金、健康、人とのつながりが大事だとされるが、そなえなくてもいい。人は寝たきりになって死ぬ。2001年と2015年の平均寿命と健康寿命の差は男性8.84歳、女性12.35歳とこの15年間で差はない。男女とも10年前後は誰かの助けを借りて生きていく。高齢者医療とは先送りに過ぎない。著者は臨床疫学の専門家。毎日の在宅医療を看て「安楽寝たきり」を肯定する。人生の下り坂の支援、死をことほぐ社会とは、寝たきりで死が間近に迫った患者が話す冗談に元気をもらう著者が願うこと。2022/06/12

きゃれら

21
ふわふわした表紙と裏腹にタイトル通りの過激な本である。内容は、しっかりしたエビデンスと筆者の経験に裏付けられており、誰も否定はできないだろう。主張されている「下り坂の哲学」は、あまりにも世間の常識と異なっていて飲み込みづらいが、死を目前としている人々にとっては当たり前なのかもしれない。僕自身の読後の第一感想は、長生きすれば必ず寝たきりになると覚悟したことだ。ピンピンコロリなんてほぼあり得ない。血圧、血糖値、コレステロール、骨密度などの数値改善にたくさんの薬を飲んでも、全然寿命が伸びてない統計は必読。2024/01/25

kitten

13
#読めよ薬剤師2023より。名郷さんの本は、前に「健康第一は間違ってる」を読んだことがあって、その時も、これは宗教が必要、と感じたが、今回も同じ感想。名郷さんは、EBMの「update」でも毎年お世話になってる。そんな、バリバリのエビデンス重視の医師だからこそでる、「無理して死を避けなくても」という言葉に説得力がある。安楽寝たきり。逆に、寝たきりが悪いことじゃないって考えてみては?しかし、名郷さんは安楽死は明確に否定してるんだよね。能動的or受動的、ではなくて、中動、という考え方は、難しい。2024/01/14

Iwata Kentaro

11
著者献本御礼。「健康、お金、人とのつながり」は人がすがりつこうとする一種のしがらみだ。しがらみ、不安、決断。ピンピンコロリ、寝たきり、安楽死。軽々に使われやすい言葉をもう一度練り直す。医療者は、とくに慢性医療への参加者はぜひ読んだほうがよいし、医療者じゃない「いつか老いる人、今老いている人」もぜひ。もちろん、筆者に完全同意する必要もなく「その通りだと思いつつも、その通りではないという部分がどこかに」あってもよいのだけど。2022/01/14

Moe Ushiki

3
再読。色々考えさせられました。理想の死を求める必要はない。そうだなぁと思います。 2023/11/12

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