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出版社内容情報
木戸 優起[キド ユウキ]
著・文・その他
キタハラケンタ[キタハラケンタ]
イラスト
内容説明
共感力を育む“令和版ももたろう”。誰もが知っているももたろうと、桃が鬼ヶ島に流れ着き、鬼に育てられたももたろう、2人のももたろうの物語を、じゃばら構造の本文により表・裏で描く、1冊に2つの物語が入ったユニークな絵本。交錯する2つの物語を読み繋ぐことで、2人の主人公の異なる考え方を自己投影して体験でき、“違う立場で考える”きっかけになる。河合塾グループ協力のもと、5歳~小学校低学年の児童に読み聞かせを重ねて開発。教育機関・家庭での読み聞かせだけでなく、読書感想文の題材としても適格。
著者等紹介
木戸優起[キドユウキ]
和歌山県有田郡生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、日本紙パルプ商事へ入社。その後、社会課題を解決するビジネス創出に取り組むべく、ドリームインキュベータへ参画。子ども世代にいかにいい世界を残せるか、が課題感の中心にあり、紙の知見を活かした、優しい社会を実現する絵本を企画
キタハラケンタ[キタハラケンタ]
北海道幕別町生まれ。埼玉大学教養学部卒業後、桑沢デザイン研究所デザイン専攻科卒業。ステーショナリーメーカー、デザイン事務所でのデザイナー経験を経て、2019年に独立。フリーのキャラクターデザイナー・イラストレーターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
22
読友さんご紹介本。2つの桃が流れてきて、1つはおばあさんに拾われ桃太郎に。もう1つの桃は拾われずに鬼が島へ流れ着き鬼の子桃太郎に。2つの物語が蛇腹折りの表面と裏面で楽しめます。【ちょっとしたきっかけで人生はかわる】【このあとふたりの桃太郎はどうやったら仲良くなれるだろう】と結ばれています。次男の小学校の放課後学習会(人権)で取り上げられたようですが、次男は出席していないので、どのような内容になったのか知りたいものです。〈2021〉2022/01/19
おはなし会 芽ぶっく
17
最初の話はよく知る桃太郎のおはなし。ところがマジックテープを外し、裏面を読むと鬼の子の桃太郎のおはなしになります。育てられた環境によって人生は違ってくるけど、それを比べるすべはない。もしも~な話としては面白かった。2022/05/04
いお
12
しかけ絵本。もし、ももたろうの桃の後に、もう一つ桃が流れてきて、その桃を鬼が拾って鬼が育てたら、ももたろうはどんな子になる⁈今の時代の絵本だね。多様性をこんなところで。絵本だから、そういう考え方をする子が育つといいのね。自分が思ってたのとは、違う展開。なるほどね、面白かった。2023/11/06
中津ゆか
2
とてもよかった。まず絵がかわいすぎる笑 普通の桃太郎を読んでてもほっこりする笑 おにに育てられた方もすごいほっこりする笑 とてもいい2021/12/26
みさよ♪
1
マツコの知らない世界の仕掛け絵本の回で紹介されたのを見て。今どきの仕掛け絵本って、凄いんだなぁ。 この絵本は大掛かりな仕掛けではないんだけど、2パターンのももたろうのお話が読める仕掛けになってる。奥が深い。 そして、絵が可愛い❤️2023/10/19