内容説明
知れば知るほど面白い、水族館人たちのこだわり、水族館から生まれるカルチャー。日本全国の水族館リスト付き147館を掲載!!サカナに特化した本屋SAKANA BOOKSがおくる第一弾書籍。
目次
第1部 水の生き物を「見る」(日本の代表的魚食、サケの魅力―西尾朋高(標津サーモン科学館)
なぜサメは不動の人気を誇るのか―徳永幸太郎(アクアワールド茨城県大洗水族館)
水族館の人気もの、海獣たちに触れる―芦刈治将(サンシャイン水族館) ほか)
第2部 水族館を「つくる」(水族館の建築―アクアマリンふくしまの場合―篠〓淳(株式会社日本設計)
世界中の海から生きものを連れてくる“海の手配師”とは?―石垣幸二
サカナを求めて北極圏へ―松村将太(海遊館) ほか)
第3部 水族館から生まれる「カルチャー」(写真撮影は水族館好きの最高の趣味…銀鏡つかさ;深海魚を描くという楽しみ、難しさ―椙下聖海(漫画『マグメル深海水族館』著者)
小説を書いて見えてきた水族館のこと―木宮条太郎(小説『水族館ガール』著者) ほか)
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はっせー
65
水族館が好きな人にぜひ読んでほしい本になっている!いやー好き!こういう本好き!水族館にまつわる人へのインタビューをまとめた本になっている。この本は3部にわかれていて、①水族館の業務に携わる人 ②水族館を支える人 ③水族館をつかって創作するひと この3部作になっていてどれも読んでいて知的好奇心がくすぐられる!水族館ってこんなに面白いところなのかって驚くし行きたい欲が高まる。夏休みのこの時期に読めば夏休みをたのしめるとおもうのでぜひ読んでほしい本になっている!2023/07/24
ぽけっとももんが
10
夏から秋にかけて、三つの大きな水族館に行った。続けて見ると、思いの外違っている。これが個性か。たまにしか行かないとわからないような気がする。見せ方、見せたいもの、それぞれだ。さて、水族館に関わるのは飼育員さんたちだけではない。中でも水槽を作る話はおもしろい。水槽見に行かなくちゃ。「標津サーモン科学館」鮭が遡上するのが見られるとかすごいなぁ。北海道は遠い。でも巻末のリストを見ると国内にはものすごい数の水族館があり、それってとても大事にしていかないといけないものだ思う。つまり見に行こう。2024/12/07
gokuri
6
水族館にかかわる多様な人々のインタビューを集めた本。 水族館に働く人々のさかなに対する情熱を感じたり、建築する人々の意気込み、来場者への思い、そして、写真家、漫画家などの本音ともいえる言葉は、水族館への思いにあふれている。ほんとに日本は水族館カルチャーの宝庫のような国だ。 SAKANA BOOKSにまでいって購入した甲斐があった。2023/08/18
y
3
水族館にまつわる人々のインタビュー。 見る、つくる、カルチャーという切り口で、どれも興味深かったです。 個人的には「つくる」のパートが特に面白く、中でも建築が素晴らしく、サブタイトルに激しく納得しました。2023/07/13
takao
2
ふむ2024/01/12