内容説明
ぼくがこどものころたいふうがくると、てんじょうからあまもりしてくることがありました。おとなにとってはたのしいことではなかったかもしれませんが、ぼくにはちょっとだけたのしみでした。いつもとちがうくうかん。おけやなべにおちるみずのおと。ちょっとだけこわくて、ちょっとだけたのしみ。そんなこどものころのじぶんをおもいだしてうかんできたおはなしです。さいごにはスッキリおいしいおはなし?になっています。どんなときも、たのしんですごせたらいいなとおもいつくりました。ぜひ、おたのしみください。
著者等紹介
はっとりひろき[ハットリヒロキ]
1978年岐阜県生まれ。高校卒業後、建設機械及びフォークリフトの整備士として勤める傍ら、絵本作家を目指す。2016年よりメリーゴーランドの絵本塾に通う。2018年、第39回講談社絵本新人賞受賞作『いっぺんやってみたかってん』でデビュー。同作で第11回MOE絵本屋さん大賞新人賞3位入賞。「りっぱなひよこ りっぱなにわとり」(『ひよこがほしいもの』(仏教伝道協会)に改題)で第3回こころの絵本大賞受賞。他に、『トイレロケット』『ぽっかりライトせんせい』(講談社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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