港町巡礼―海洋国家日本の近代

個数:

港町巡礼―海洋国家日本の近代

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910590073
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C1021

内容説明

島国・日本にとって海外への唯一の窓口であった港…。15の港町を巡りながら、近代日本の政治と社会を描く。「港町からみた政治史」へようこそ!

目次

交通革命と港町
第1部 つくられる国家(箱館―国際社会に参入する;石巻―国土をつくる;横浜―条約を運用する;博多―独自性を保つ;宮津―議会へ行こう)
第2部 移動する人々(広島―軍隊と暮らす;基隆―植民地を経営する;神戸―故郷を離れる;長崎―国境を越えてつながる;下関―技術が発達する)
第3部 拡大する都市(大阪―公共サーヴィスを提供する;小名浜―利益をまとめる;舞鶴―国家に依存する;東京―人と物を集める;湘南―郊外を開発する)
「港町の時代」の終わり

著者等紹介

稲吉晃[イナヨシアキラ]
新潟大学人文社会科学系(法学部/経済科学部)教授。1980年、愛知県生まれ。2009年、首都大学東京大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(政治学)。新潟大学准教授などを経て、2020年より現職。主著:『海港の政治史―明治から戦後へ』(名古屋大学出版会、2014年。第41回藤田賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

93
書影やタイトルから情緒的な港町の物語を期待して読み始めたのだが、帯にあるように港町からみた近代日本の政治史という、やや硬い内容であった。が、それはそれで幕末・開国から戦後まで近代日本の歩みを各港町を舞台に、重層・多角的に知ることが出来、読み応えがあった。取り上げられた港町は箱館(函館)、石巻、横浜、博多、宮津、広島、基隆、神戸、長崎、下関、大坂、小名浜、舞鶴、東京、湘南。それぞれの港町が歴史の表舞台に立った時期には違いがあるが、それらを織り合せることにより近代日本の姿が浮かび上がってくる。⇒2024/06/01

Pyonkichi

4
帯にある通り、本書は港町に視点を据えた近代日本政治史の概説ですね。飛行機が本格的に普及する以前には、あらゆる人や物が港町を通して海外から出入りしていたので、日本にとって港湾は極めて重要なインフラでした。本書は各章で個別の港町を舞台として取り上げますが、各章が各港町の通史になっているのではなく、本書全体が近代日本の通史になっていて、各港町は各時代のトピックを象徴する事例として扱われます。インフラをめぐる政治史というと鉄道が浮かびますか、港湾を取り上げた類書はなく、ユニークな視点から日本近代史を語る良書です。2023/07/31

辻井凌|つじー

2
面白かった。海路輸送と鉄道輸送のせめぎ合いが港の整備に大きく関わっている。単なる港の紹介ではなく、港の発展と政治がどう関わるかを書いている。サッカーにもゆかりのある港町も結構あった。 ※note書評は未定。2024/02/07

takao

2
ふむ2023/03/20

onepei

2
港のことをあまり書いてないじゃん!と思う章もあるが、楽しかった2023/01/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20313557
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品