内容説明
かわうそのくりんさんは、くるりがもりのはいたつやさんです。ある日、にもつやてがみを集めにポストに行くと、さるのこのになくんがポストに入ろうとしていました。おにいちゃんとけんかしたになくん、おにいちゃんのいないところに、はこんでほしいというのです。そこで、くりんさんはになくんをキャンプにつれていくことにしました。でも、になくん、だんだんおにいちゃんが恋しくなってきて…。くりるがもりの夏のおはなしです。
著者等紹介
ボコヤマクリタ[ボコヤマクリタ]
1970年兵庫県に生まれる。長く編集者として出版社に勤務後、絵本作家となる。日々の生活の中で感じる、小さな喜びや楽しみをすくいとり、絵本にていねいに描きだしている。また、自然の中にある身近なふしぎを科学的な視点を通して提示した本を多数担当している。また、凹工房(ぼここうぼう)の名前でイラストレーター等でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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遠い日
4
シリーズ2。ボコヤマクリタさんの絵がとってもキュート。配達屋さんのカワウソのくりんさんは川のことなら知り尽くしているエキスパート。くりんさん、ただ物を配達するだけではありません。おにいちゃんとけんかして家を出てきたサルのになくんを、何にも聞かずに気持ちを前向きにしてあげます。になくんが自分から動けるように、寄り添い道標を与えます。こういう大人に見守られながら過ごせる、くるりが森はきっとすてきな場所ですね‼︎2025/09/04
ヨシ2
3
飾って置きたいくらい、可愛らしくて綺麗な絵♡くるりがもりシリーズ第二弾。郵便配達屋さんのかわうそのくりんさんは、ある日、子猿のになくんがポストに入ろうとしているのを発見。喧嘩したお兄ちゃんのいない所に運んで欲しいというになくんを連れてキャンプに行くのですが…予想通りのラストはほっこり。心まであたたかくなりました。2025/09/21
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