内容説明
たぬきのやまぶきさんとやぐるまさんはおべんとうやさん。こどものころから、きのみやはっぱで、ままごとあそびをしていたふたりが、いまもそのまま、まいにちせっせとおべんとうをつくっています。ふわりとかおるまぜごはんが、やまぶきさんのとくいりょうり。カラリとあがるてんぷらが、やぐるまさんのとくいりょうり。ちがうようで、にているふたり。「おいしいねえ」とおきゃくさんにわらってもらうために、きょうもじっくりりょうりにてをかけます。さて、きょうのおべんとうには、なにがつまっているのでしょう?くるりがもりを舞台にした物語。春のおはなしです。
著者等紹介
ボコヤマクリタ[ボコヤマクリタ]
1970年兵庫県に生まれる。長く編集者として出版社に勤務後、絵本作家となる。日々の生活の中で感じる、小さな喜びや楽しみをすくいとり、絵本にていねいに描きだしている。また、自然の中にある身近なふしぎを科学的な視点を通して提示した本を多数担当している。主な作品に『ながいながい あさごはん』(ポプラ社)、『うまれたよ!クラゲ』(岩崎書店)、『水と地球の研究ノート』シリーズ(全5巻・偕成社)他がある。また、凹工房(ぼここうぼう)の名前でイラストレーター等でも活躍。『さがしてみよう!マークのえほん』『世界がわかるこっきのえほん』(Gakken)他がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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